ATO(国税局) データマッチングプロセス
久しぶりにタックストピックを、、、
2008会計年度のデータマッチングプロセスが2009年度1~2月にかけて行われています。ご存知のように国税局のシステムがここ数年で素晴らしい進歩を遂げました。また、2001年9月テロ後の法改正なども手伝い、国際的なデータ収集が容易になっています。
国際的な組織に関してはまたいつかお話しますが、国内のみにおいても、各金融機関や、センターリンク、その他の機関から納税者の収入などに関する情報は全て国税局のデータマッチング部署に集められています。
そこで毎年、納税者の税務申告の記録と収集したデータとの誤差をあぶりだしているというわけです。どのくらいの誤差までが許されるのか、と疑問に思いますね。はっきりした数値はわかりませんが、10年前はそれこそミリオン単位の誤差から追いかけていたわけですが、データマッチングのコストダウンに伴い、誤差の単位も確実に下がってきています。2007年度では百ドル単位の誤差があった方にも修整依頼の通知がきていました。
タックスリターンは納税者の方が最終確認をして、申告内容に虚偽なし、とご署名するものです。内容をよく理解した上で申告をしてください。
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