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2009年4月 6日 (月)

監査というもの

今日はATO 国税局が行う監査についてお話します。

私は大学在学中からアルバイトで経理を担当した会社が GST Audit (消費税監査) を受けたり、会計事務所勤務中も個人タックスリターンのランダム監査に加え、Employer Obligation Audit 雇用会計にまつわる監査、Cash Income Audit 現金収入監査、また最近では Capital Gain Audit キャピタルゲイン税の監査など、それなりにたくさんの監査を経験をしてきました。

監査によって発覚した計上ミスや支払い漏れなどは、当然追徴され、遅延利息が加算され、またその悪質さによってペナルティーが課せられることになります。ほとんどの場合はスポット監査 (部分的-GSTのみとか、キャピタルゲインのみなど) であるため、あれもこれも追求され、ビジネスが立ち行かなくなる、という状況に追い込まれることはあまりありませんし、追徴額によっては10回払いや月払いなど、支払いに対する配慮もしてくれます。

彼らの目的はあくまでも税金徴収ですから、ビジネスを潰してしまっては意味がないわけです。ですから、監査が入ることも事前に通達されますし、いきなりマルサの女のような状態になることはありません。素直に対応し、自分で発見できる支払い漏れなどを事前に公開することにより、大きなペナルティーを避けることも可能です。

しかし、故意に Invoice 請求書を提出しなかったり、偽造したり、といった悪質な行為が認められた場合は監査対象期間も増幅し、監査期間も長期化し、彼らの対応もかなり厳しくなります。

再三の監査要求に応じなかったり、監査で発生した追徴金を支払わなかったりした場合には、監査部の特別な部門の専門家が尋ねて来る事になります。彼らは警察手帳のような国税局特別部隊(仮名)みたいな手帳を掲げ、ドカドカと進行し、みなさん柔道黒帯です、みたいな大柄の強面の人達です。 (これこそマルサ!ちょっと見てしまったことがあります。何事かと思いかなりあせりました。)

こういうことはめったにありませんが、うその申告、また会計報告をしてもベネフィットは全くありません。ここ数年の ATO のデータシステムのアップグレードにより私達が想像する以上にいろいろな情報を入手しています。

しっかりと法律に基づいた間違いのない申告、報告義務を果たしましょう。

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