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2009年4月16日 (木)

仕事の探し方 1

先日ある方に、Accounting Degree 会計学の学士号を取った後、どうやって仕事を探せばよいですか?と質問されましたので、簡単にご説明をいたします。長くなりそうですので、興味のない方は飛ばして下さいね。

私の少ない経験の中からお話しますので、これ以外にもいろいろな道がある、ということを念頭に置いてください。

まずオーストラリアで会計学を専攻する学生は多いですが、全ての学生が会計士を目指しているわけではありません。会計学の知識はビジネスの広い範囲で役立ちますので、ビジネスの基礎として勉強される方も多いと思います。

またご存知のようにオーストラリア永住権取得を目指す方には、大変有利な学士号ですので最近は留学生の多くが会計学を学んでいます。よって大変競争の厳しい世界です。

会計士を目指すと言っても、これまたいろいろな方向性が考えられます。多くは企業内の会計部門に就職するのではないでしょうか?これがいわゆる Company Accountants です。企業の規模によりセクションの大きさは違いますが、全ての企業にとって欠かせないセクションであり、大きな需要もあります。

それ以外の学生は会計事務所への就職を目指すのでしょうが、現地の学生を見ていると、在学中からワークエクスペリエンスやコネを使い、事務所で小間使いや事務の手伝いなどをして卒業時には行き先が決まっている、というケースが多いようです。

もちろん大手の事務所などは、毎年新人のリクルートメントがあるようですが、これは大変競争の厳しい狭き門です。多分 Honour Student とか大学のトップレベルにいないと難しいのではないでしょうか?(私は大手事務所希望ではなかったので、よく知りません。あしからず。)

大学のフェアーなどにも大手から中堅会計事務所やPublic Sector 関係から担当者がリクルートに来ていたりします。こういうのもどんどん参加して活用するべきです。また、大学が就職活動の支援などもしています。なんとなく卒業してしまうのではなく、在学中にしっかり自分の方向性を決め、ツールを活用し就職活動をしていくと効果的です。

オーストラリアCPA は学生メンバー登録が可能ですので、将来公認会計士を目指すのであれば、是非在学中にメンバーとなりその恩恵を受けてください。確か学生メンバーは無料です。ワークエクスペリエンスの斡旋などのサービスもあります。コネの無い外国人の場合はこういったツールを最大限活用すべきだと思います。

こうして在学中に少しでも経験を積んでおくと、卒業後の就職に大変有利になります。ご存知のように一般の会計事務所は最低2年の経験者しか募集していませんから。。。変な話ですが、経験なしで卒業してしまうより、卒業を延ばしてでも経験をつけた方が将来有利になります。(経験が無いのであれば、フルタイムよりカジュアルやパートタイムの方が仕事が見つけやすいのではないでしょうか?)

逆偏見かもしれませんが、残念ながら私達は名前だけで不利なんですよね。日本人を探している事務所でない限り、名前で蹴られてしまうのです。つまり求人に対し、ただ履歴書を送るだけというのは、残念ながらあまり効果がないわけです。そうすると後は、実際に会って自分をアピールしていくしかないんです。ドアノッキングでもいいと思いますよ。自己紹介して仕事がしたい、という気持ちを伝えることが大切です。これは絶対履歴書を送るより効果あります。(でもドアをたたく前にその事務所のリサーチを忘れずに、私はこういう仕事がしたい、と言ってその事務所の方向性と違っていては意味がありませんので)

ネットワーキング、これは私も含め日本人の方には苦手なエリアですよね。でも!これが一番重要です。大学やCA、CPA、NIA 各会計士協会が開催するネットワーキンググループやクリスマスパーティー、こういうところにチャンスはたくさんあります。是非、勇気を振り絞り、参加してみてください。以外と自分が恐れているほど怖~い会合ではありませんよ。同じ立場の同志を見つけるのも有意義です。情報交換ができますし。

合言葉は根性です。すごいオバ様発言で申し訳ないですが、やはりこれがなきゃ、就職は決まりませんし、就職後、オーストラリア企業で働いていけませんからね。

長くお付き合いいただきありがとうございました。次回は私の就職活動や、同期で卒業した友人達のその後などをお話したいと思います。

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コメント

と~ってもためになりました。こういうお話を聴きたかったのです。
私は大学でなくてTAFEで会計を勉強していた(今勉強はちょっと休んでます)のですが、やはり就職の際は大学卒じゃないと厳しいのでしょうか。
私は日本の4大卒なのですが、そうするとこちらで一部の大学院の会計マスターのコースにいきなり編入できる…と言われました(笑)
一科目ずつ通信で勉強することもできる!なんて甘い言葉で日本人留学生担当のコーディネーターの方からお誘いを受けたのですが…正直無理してマスターをいきなり取ったとしても、講義内容についていけるか疑問ですし、その後就職した際に中身の伴わない使えないヤツになりそうだと思い、その時はお断りしました。
実際TAFEだと、内容が実践的でいいな~と思います。でも、私の住んでるところは田舎なので…さらに日本人が就職できそうな会社は少なそうです
まぁ、経理のオバちゃんにでもなれればいいかと思っていますが…志はもっと高く持たないとダメですね(汗)私も根性を出して頑張っていきたいと思います。
なんだか長々と自分のことばかりになってしまいましたが…続きも楽しみにしています!

投稿: くまこ | 2009年4月16日 (木) 15時14分

くまこさん
そうなんです。TAFEのよいところはとても実践的なスキルが身につくところです。でも将来公認会計士を目指すのであれば、いずれは大学にトランスファーして学士号を取る必要があるんです。

なので、どこを目指すかによって勉強も変わってくるわけです。私の元同僚はTAFEから大学へ移行した経緯を持っていましたよ。

肩書きにこだわらず、経理事務の仕事を目指すのであればTAFEの方が絶対よいと思います。実務ができるかがキーファクターになりますからね。

日本の大学卒の方は会計マスターできるんですよね。実は私も以前後輩にこのパターンのスタッフがいました。でもくまこさんの言うとおり、、、全く中身が伴わず残念でした。ただ肩書きとしては魅力的ですよね~。マスターって。

でもやはり本人次第だと思います。何をやりたいのか、どこを目指すのか。目標がはっきりしていれば、多少の苦労は乗り切れますよ。

頑張ってくださ~い。

投稿: Aiko | 2009年4月16日 (木) 15時49分

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