土曜日の朝、おはようございます。
ゴールドコーストは暑い、そして毎日ストーム!
今朝は、アメリカ、デンバーにいる長女とスカイプをしました。

本当に元気そうで、幸せそうで、、、嬉しいかぎりです。
一年前の彼女とは別人です。
彼女は2012年初めから過度のダイエットから、摂食障害の症状が表れ、Bulimia Nervosa (過食症排泄型) と診断されました。
2012年度後半は、欝の症状が激しく、厳しい競争の中で頑張っていた音大ピアノ科の2年目の最後のリハーサル、やせ細った体で10分間弾ききるのがやっとでした。
2012年度11月末、ある日突然、彼女の中にエネルギーが流れ始め宇宙と繋がり、自分はダライラマの生まれ変わりだといい始め、人生の目的、自分の生まれてきた意味、世界の苦しみの理由を語り始めました。
みんなに喜びを知ってもらうために自分は存在している、人生は楽しむためにある、、、そして宇宙の神秘を数時間語り続ける彼女は、“普通” ではありませんでした。
スピリチャルな本を読み続け、勉強し、多少理解しているつもりであった私ですが、彼女の変貌には惑わされるばかりでした。しかし私は、彼女を信じる選択をしました。その時のブログ記事はこちら。
その時の自分の中のエゴとの戦いはそれはそれは苦しいものでしたよ。(笑)
信じるってとても怖いものなのですね。でもあの時、信じてあげることができた自分はエライな~と今でも思います。
この調子で書くと一晩通しても書ききれないので、これはシリーズにしますね。
私がいろいろ家族のことを書く理由はただ一つです。
私が救われるため、私が自分を信じるため、そしてそれにより救われる誰かがいると信じているからです。(3つか!)
その後、2013年、再び欝の暗闇が彼女を襲います。家族も暗闇の中での葛藤が続きました。暗く苦しい日々です。
2013年度11月、ある事件が起こり、私も限界だと感じ、彼女も自分の限界を認め、精神病院に緊急に運ばれることになりました。
そこから私にとっては身を削られるような選択肢、投薬が始まりました。
その後の彼女とのバトル、私自身とのバトル、運命と、信頼と、生きる意味、すべてをかけたバトルの日々。
全てを失う覚悟、友人、家族からのサポート、仕事、家、肩書き、そして彼女の命、、、投薬、通院を止めました。
私は彼女を失う覚悟を決めたのです。これが一番つらかった。。。
親ですから、やはり子供は失いたくない、、、、どんなことをしてでも。
でも、その子の人生、運命、命の長さを、親が決める権利はどこにもありません。
2014年、絶望から始まった年は、希望、光、と愛に満ちた年になりました。
選択肢は、いつでもそこにあるのですね。
恐怖から選択するのか、愛から選択するのか、宇宙を信頼できるのか、、、、
信頼して手放す
これが大きな鍵だったように思います。
私がしてきたことで一番よかったのは、精神病と摂食障害を患った娘を家から追い出したことだと断言できます(笑)
地獄のような状況をたくさん経験しました。
他の精神病者の地獄のような状況も知ることになりました。
話をすれば、するほど、まわりでたくさんの方が、欝、摂食障害、バイポーラー、に苦しんでいます。苦しむ家族の声が聞こえます。
私の使命にも繋がるテーマです。
ということで、長くなりましたが、新しいカテゴリー、精神病をテーマに長女と協力しつつ綴っていきます。
彼女が元気になったから成功ではない、ということです。
彼女が自殺して亡くなっていたとしても私は同じことをしていると思います。
白、黒ではなく、どちらも物事の側面にすぎないということです。
そのようなメンタリティーを持って生まれた彼女ですから、明日自殺しても驚きません。もちろん悲しいでしょう。また苦しむでしょう。でも彼女を信じる決断をすれば、彼女のどのような選択もサポートしてあげられる、という気持ちがあります。
あ、でも私も毎日揺れています。今日思っていることは明日は断言できないかもしれません。それが人間だし、それでいいやと思ってます。
いつまでも終われそうにないので、今日はここまでにします(笑)
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